人を「個人」として見つめ、認め合うことで生まれた強い関係性。企業と人材のあるべき姿。

就労先企業様インタビュー
株式会社トーエー商会 小此木社長

トーエー商会では、なぜ障害者雇用を積極的に行なっているのでしょうか。

近年、どちらの企業にも慢性的な人材不足の波が来ていると思うのですが、我々は「人をたくさん呼び込む」のではなく「いまの従業員を定着させる」という方法を重視しています。弊社は小規模な会社ですから、働き方の改善をするなどして内側で効率化を図るほうが理にかなっていたんです。

しかし、なかなか効率化にも壁があったのではないですか。

株式会社トーエー商会 小此木社長

おしぼりやタオルのレンタルという業種は全体的に休みが取りづらい状況にありますが、その中でも積極的に休暇を取れるような環境を作っています。Kさんのように真面目で能力も高い従業員が長く定着してくれるように、会社としても努力を重ねています。

小さくても強い企業、ということですね。

最近では派遣専門家のサービスも導入しました。様々なアドバイスを受けることで従業員ひとりひとりのマンパワーを高め、それによって効率を上げていくことを目指しています。これからも「障害者」「健常者」というくくりに関係なく、弊社とのマッチングに目を凝らして採用していきます。

ワークスタジオの利用者でありトーエー商会で働くKさんは、取材の後に「よい会社なので、どんどん宣伝してください」という言葉を残した。そして代表の小此木さんも、Kさんの人柄や能力を高く評価している。

人を「個人」として見つめ、認め合うことで生まれた強い関係性。企業と人材のあるべき姿が見えたように思う。

株式会社トーエー商会
https://www.toei1966.co.jp/

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