精神保健福祉士がおススメする【読書の秋】

スタッフコラム

秋といえば、「食欲の秋」「スポーツの秋」、そして「読書の秋」ということばを連想する人
も多いのではないかと思います。

夏の暑さが過ぎ去って気温が低くなる秋は何かに集中しやすい季節であり、ゆっくり読書
をして過ごすことに適してます。

人間の集中力には気温や湿度が関係していて、さまざまな研究報告を見ると 22 度前後の気
温が集中に適しているようです。
暑い夏が過ぎて涼しくなると、自然と集中しやすい環境が作られる、ということなのですね。

秋の夜長を有効活用して、精神保健福祉士がおススメする本を読んで、心豊かに気分良く、
秋の生活を楽しみませんか?

① 阪本 和樹 おススメの本
「たいのおかしら」
著者:さくらももこ 集英社

皆さんは人生で一番笑った瞬間って、覚えていますか?
今までの人生の中で、一番おもしろかったことって、何ですか?

僕はさくらももこさんのエッセイ「たいのおかしら」を読んだ、あの瞬間です。
この本を読んで、何度ゲラゲラ声を出して笑ったか、わかりません。

“笑うこと”は、身体面にも精神面にも様々なよい効果をもたらしてくれます。

  1. 免疫力アップ
    笑うと「NK(ナチュラルキラー)細胞」が活性化され、免疫力が高まり、様々な病気に対して強い体が作れます。
  2. 自律神経のバランスが整う
    笑うと副交感神経(リラックスのスイッチ)が優位になり、ストレスホルモンの分泌が減少し、カッカして熱くなっていた脳の温度も下がります。
  3. 脳を活性化
    笑うことで脳にたくさんの酸素が取り込まれ、細胞が活性化して働きが上昇します(頭の中の整理がつく・感情のバランスが保ちやすくなる)

小2の時に「ちびまる子ちゃん」の第1回目の放送を見た日のことを今でも鮮明に覚えてお
り、大学の卒論でも「さくらももこ研究」に取り組んでしまうくらいの、頭がイッている“も
もこ愛好家”として、心身の健康のために太鼓判を押しておすすめしたい一冊です。

② 笹川和希 おススメの本
「世界の最新医学が証明した 究極の疲れないカラダ」
著者:仲野広倫 アチーブメント出版

この本は、疲労しにくいカラダを手にすることを目的として書かれている。

僕の「体力がある人」のイメージは「筋肉モリモリ」だった。
だが、必要なのは筋肉だけではなかった。
「関節の柔軟性」「筋肉の強さ」「動きの協調性」、これらの総合得点によって疲労感が変わ
ってくる。筋肉は全てを解決できない。

小難しい話が苦手な方も、正しい立ち上がり方、寝方、座り方が写真で掲載されている。
1つだけでも改善し、疲労しにくいカラダに近づけることをお勧めする。

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秋の夜には、鈴虫・コオロギ・マツムシなど、たくさんの虫たちの声が響いていて、活気づ
いています。
秋の虫にならって、秋の夜に
“本の虫”(本が非常に好きで、毎日のように読書を楽しんでいる人のこと)になるのも、案外
オツな秋の過ごし方かも!?

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